十国文庫

沼津ときどき三島

孤島の連絡船からの挑戦状~淡島釣堀で食糧確保なるか~

仕事終わり、用もないのに無人島に寄って帰りたくなること、ありますよね。

 

先日、午前中で仕事が終わった日があったのですが、そのまま家に帰る気分ではなかったので、無人島水族館「あわしまマリンパーク」に行ってきました。

 

その日は日曜日。

いつもより賑わう島への連絡船の中、船長さんに「あるもの」を渡されたことがきっかけで、人生観がほんの少し変わる体験をしてきました。

2020年5月31日

伊豆長岡駅で、松浦果南ちゃんのラッピングタクシーに飛び乗り、淡島へ向かいます。

 

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しかし、お金を下ろし忘れていたことに気づき、島の近くのミニストップで降ろしてもらいました。

 

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コンビニから島の埠頭まで歩く途中、沼津駅へ向かうラッピングバスに抜かされる。

 

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どや顔で年間パスポートを見せつけて、連絡船に乗り込みます。

展望デッキから、いちめんの曇り空を仰ぐ。

 

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わずか5分の優雅な船旅を終えて、桟橋へ降りようとしたとき、船長さんからこんなチラシを渡されました。

「釣堀でアジを釣ってきたら、そこのレストランで、たたき or から揚げを作ってあげるよ」とのこと。

 

思えば、これまで沼津で美味しいアジ料理を沢山食べてきましたが、そのために私がしたことといえば、ただお金を払い、ぼうっと席で待っていただけ。

 

自分で食べるアジくらい、自分で獲らなくてどうするんだ。

釣りなんてやったことありませんが、「孤島の水族館からの脱出」に続く、淡島からのさらなる挑戦状、受けて立ちます!

 

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でも、1匹も釣れなかったらどうしよう……

びびった私は、保険のため、先にお昼ご飯を食べることに決めたのでした。

 

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高カロリーな食事が自慢の「うみねCafe」です。

ここでお腹を満たすことで、アジに対する邪念を取り払います。

 

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カレーうまっ。

 

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カレーを食べ終わって外に出ると、アシカショーが始まっていました。

 

アシカさん、己の芸ひとつで餌をもらっていて、偉いなぁ。

私もこれから、自分の実力だけで自分の餌を釣って来るよ!

 

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この奥に釣堀があるようです。

ドキドキ。

 

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釣れなくてお金だけ取られるの怖いし、やっぱり引き返そうかな……

途中、そんな心の迷いを取り除いてくれた、光のトンネル。

 

f:id:rumo_sea:20200604122604j:plain「あのっ、私、釣りが初めてなんです」

勇気を出して告げると、釣堀の管理人さんは「大丈夫、釣れますよ」と励ましてくれました。

 

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手前がアジのいるエリアで、奥が鯛のいるエリアです。

 

淡島ホテルが目の前に!

 

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初めての釣堀にテンションが上がり、写真を撮って遊んでいると、管理人さんが釣り竿と餌、バケツを持ってきてくれました。

 

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美味しそうな海老。

釣れなかったら、これ食べて帰ろう……

 

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管理人さんの説明によると、この「ウキ」が水中に沈んだ瞬間に、竿を両手で持ち上げれば良いとのこと。

 

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そして、魚に掛かった針をそっと外したら、素手で掴むなどのあらゆる手段を講じて魚をバケツに投入します。

 

管理人さん、そう説明しながら、あっという間にアジを釣って見せてくれました。

 

あれ、意外と簡単?

 

釣った魚は、リリース不可の強制買い取り。

「海老で鯛を釣る」をやってしまうと、1匹につき1500円となります。

調子に乗りすぎて「釣堀破産」なんてことにならないように、今日はアジに専念。

 

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管理人さんとお別れし、ここからは独りの挑戦。

 

さっき教わった通りに餌を付けようとしますが、上手くいかず、海老がぐちゃぐちゃに。

あまり美味しくなさそう……まあいっか。

 

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そこからは、あっという間。

気づけば、バケツの中にはアジが4匹。

 

ウキが動いたら竿を持ち上げて、針を外したらアジをバケツに放り込む。

ただただ、この一連の作業を繰り返すだけなんですけど、何故かめっちゃ楽しいです!

 

1匹だけめっちゃ活きの良いアジがいて、地上を跳ね回って海へ還りそうだったときは焦りましたが、タオルでひっ捕らえて事なきを得ました。

 

これ以上釣っても食べきれない気がするので、撤退!

 

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アジたちをビニール袋に詰めてもらい、レストランに持って行く注文書と一緒に渡していただきました。

 

唐揚げ or たたき……

この子たちの運命は、いま私に委ねられています。

 

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4匹のうち1匹は、お土産です。

家に帰ったら、煮るなり焼くなり好きにしようと思います。

 

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レストラン「離宮」に着いたら、アジたちと、その子たちの運命が書かれた注文書を渡します。

 

可愛いアジちゃんたちといったんお別れですが、より美味しそうな姿で帰って来てくれるはずです。

 

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魚臭い手に、救済のオシボリ。

 

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見てください、私が釣ったアジが、唐揚げになって無事に帰って来てくれました!

 

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こっちも見てください、私が釣ったアジの、たたきですよ!

泣けるよほんとに。

まとめ

釣りなんてやったことないよ、という貴方でも、ここ淡島に来れば、手軽に楽しく釣りを体験できます!

 

自分で釣った魚を頂いたことで、これまで沼津で食べてきたアジ料理と、沼津の海を泳いでいるアジが、感覚レベルで結びつきました。

 

来て!見て!触って!淡島体験!!

 

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帰宅途中、私は料理が全くできないことを思い出したので、お土産のアジは料理が得意そうな知り合いのところへ持って行き、たたきにしてもらいました。